そもそも、あの女は私の初めての女だ。
私は、学生時代はデートするガールフレンドは何人かいたのだが、一人の女性に強い片想いを寄せていて、それに拘るあまり機会を逃し続けてしまった。
やがて片想いに破れて、残っていたガールフレンドも段々手駒がなくなっていった。
気付けば女を知らないまま二十代も後半に。
彼女が欲しかった。新たな出会いもなく手詰まり感。彼女ができそうな気が全くせず、そのことばかり切実に思い詰めて悶々とする日々。
そういうときに転がり込んで来たのがあの女だ。
女の方も焦ってた。三十前に結婚するなら、逆算すると急がないといけない歳だ。
交際はじめて間もない頃のデート。秋の夜の河川敷だった。向こうからキスをねだってきた。最初のキスで女の方から舌を入れてきた。予期せず入ってきた女の舌に戸惑いながらも、服の上から女の胸を掴んだ。胸のボタンを２つくらい外してブラジャーの中に手を突っ込んだ。指先に女の乳首が触れた。ふくらみを手で包み込んで揉んだ。
スカートの中に手を差し入れると、女は今度も全く抵抗せずに、むしろ脚を開いてくれた。
最初のキスから数分後には、女の股間の繁みの中を指でまさぐっていた、という驚きの展開で交際が始まった。
