俺が迫る間、彼女は「抵抗」らしい「抵抗」はほとんどしていない。できなかったのだろう。
ただ体を固くして「お願い・・・」「どうして・・・」と繰り返すだけ。それが精一杯だったに違いない。
だからあれを「抵抗しなかった」とするのは確かに理不尽だろう。
彼女には悪いことをしたと思う。
ただ、あのときは、どうすればいいかわからなくて結果的に未遂に終わっただけで、悪いと思って思いとどまったわけではない。本心としては性交したかった。彼女の膣に挿入してしまいたかった。今でもそうしたかったという思いは消えない。
彼女とは、このことで気まずくなって友達としての関係も途切れてしまうのだが、あのとき想いを遂げていれば、運命は変わったはずだと今でも思っている。
この話には後日談があるのだが、いずれ気が向いたら。