再び下半身に手を伸ばした。手を入れようとすると、また「お願い・・・お願い・・・・」と声を漏らしたけど、今度は構わずに手を差し込み、震える指先で彼女の繁みの中のそこに触れた。
脱がせようとしてパンティーに手をかけると、また「どうして?・・どうして?・・・」と声を漏らすので、怯んで手を引っ込める。
また脱がせようとすると、「お願い・・・お願い・・・」。そんなことを何度も繰り返した。
彼女は、パンティーが下がらないように脚を動かした。それが彼女がしたわずかな「抵抗」だった。
どうして脱がせてくれないのか、どうしてやらせてくれないのか。好きならやらせてくれたっていいじゃないか・・・・。
強引にやってしまうことも頭をかすめたが、そうかと言って力づくでパンティーを引き剥す勇気もなかった。
入れたい。我慢できない・・・。でも、どうすればパンティーを脱いで股を広げてくれるのか・・・。
女性経験の少なかった俺にはそれがわからず、結局未遂に終わってしまった。