あと、男の妄想を掻き立てるといえば、たとえば無人島とかの隔絶した世界で女１人に多数の男というシチュエーションだ。これも小説・映画の定番パターンなんだけど、これには元になった実話があって「アナタハン島事件」という。女１人に男が40人くらいで数年間過ごしたそうだ。「マタンゴ」「東京島」なんかもこの実話がベース。
生きるか死ぬかの極限状況で、多数の男の欲望が１人の女に集中する。女を巡って争いが起きる。争いを避けるには女を全員で「共有」する、つまり人の道を捨てて「順番にレイプするシステム」を作るしかないだろう。
実際アナタハン島では、女を全員の共有の妻とする案も出たがまとまらず、全員納得で「夫」を１人決めたがその男が殺され、結局腕力でグループを支配した男が女を得て、また殺されて次の男が女を得て、という事件が次々と起きた。最後は「女がいるからこんなことになる」ってことで女が殺されかけたそうだ。
後日、生還した女は「私はそれ（共有の妻）でもよかった」と言ったそうだが。
私は、そういうシチュエーションでいろいろ妄想をする。
